2012年10月26日金曜日

育成会全国大会 事前会議の様子

やっとスマホからの投稿の仕方がわかりました。
今回の全国大会出張をいい機会に、練習をしています。
あまり内容のない投稿もありますが、それもまた一興ということで、目を瞑ってください。

事前会議が終わり、夕食をとってホテルに戻ってきたところです。
ここからはパソコンでの投稿です。
こんな風に出先からブログが掛けるなんて、数年前には思いもしませんでした。
ちょうどウィンドウズ8も発売ですね。ものすごい速さで、時代が変わっていることを実感します。

本日の事前会議の様子を少しだけお伝えします。
事前会議の会場は、高知駅から路面電車に乗って20分、県庁の近くにある三翠園というホテルです。三翠園は山内一豊の別邸だったとか何とか。(すみません、あまりよくわかっていません。)
とても立派な門構えに恐れおののきながら、中へと進みました。


 「全日本手をつなぐ育成会」はもともとは、知的障害者の子どもをもつ親たちがつくった団体であり、昔は「手をつなぐ親の会」と言いました。1990年代、日本においても障害をもつ本人たち(以下、「本人」といいます。)が声を上げ始め、育成会もその支援を始めました。力をつけた本人たちは、親や関係者に向かって、「私たちのことは、私たち抜きで決めないで」と訴え、本人が参加し、決定に携わることの大切さを訴えました。これらの活動は、本人活動と呼ばれ、全国各地で障害をもつ本人たちのグループが作られています。活動内容は幅広く、本人同士の交流を中心にしたレクリエーションから、本人の主張をまとめた冊子を作ったり、支援の在り方を検討まで、多岐にわたります。
 
 これらの本人活動の大きな動きを受け、育成会は、もはや親だけの団体ではなくなったと、現在の名称「手をつなぐ育成会」へと変更しました。

 そんなわけで、全国大会は、親向けの分科会と本人向けの分科会が同時並行で行われます。今日は本人向けの分科会の事前会議が行われました。



分科会は全部で6つあります。分科会ごとにテーブルに集まり、打ち合わせが行われました。


 事前会議の様子です。障害を持つ本人とそれを支援する「支援者」と呼ばれる人が一緒にテーブルについています。会場に支援者が多い様子をみて、すかさず本人から「支援者の人は一歩下がって支援してください」とアナウンスが入ります。どうしても障害のない支援者が優位に立ってしまいがちなので、本人が安心して発言できるよう、本人が中心になって進められるように、改めて支援者に注意を喚起し、会議の環境を整えようとしているのです。支援者が本人に与える影響はとても大きいので、本人活動において支援者がどう関わるかは永遠のテーマです。

 各分科会ごとに会議を行い、明日の分科会に備えます。私が参加するのは特別分科会「みんなで知る見るプログラム」ワークショップ。司会は、本人のみなさんがやってくださるので、私やその他の支援者はサポート役です。私は受付と書記の役割を担うことになりました。楽しいワークショップになりそうで、打ち合わせをしながらワクワクしてきました!明日が楽しみです☆

 
 
 会議は無事終わり、夜はみんなで「ひろめ市場」へ。会場から歩いて10分ほどのところにある市場です。たくさんのお店が並び、好きなところで買って中央の広場で食べるフードコートみたいなところです。

ボケボケの写真ですが。
地元、土佐のかつおをはじめ、おいしいものをたっぷりいただきました。安くておいしくて素敵なところでした。マンゾクマンゾク。
 
 
お酒の飲める方たちは、地酒の飲み比べをしてました。1杯100円ですって。10種類で1000円。安っ!お酒が飲めるって羨ましい…と思いつつ、私はゆずジュースを飲んでいました。
 
明日に向けて、たっぷり英気を養いました。
いよいよ、明日から全国大会が始まります。続きはまた明日。

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