2013年8月30日金曜日

明日は、学生と公開講座の見学にいってきます

夏の終わりの金曜日、今日の静岡は、昼の最高気温が全国で最高だったようです。
暑い…暑いです。うちのネコたち、大丈夫なのかしら?ドキドキ。

さて、明日は東京にある明星大学で、日本特殊教育学会の第51回大会が開かれます。
その公開企画として、オープンカレッジ東京による公開講座
『ディスカバーJAPAN「だし」』が行われるのです。

これに、学生3名と共に見学に行ってきます!

毎年、オープンカレッジ東京の活動発表会を見学させていただいているのですが、実際に講座の様子を見るのは初めての経験です。「ディスカバーJapan」は、毎年、題材を変えながら地域の特性や違いを発見するオープンカレッジの定番の講座です。そして、受講生の方からの毎回の評価がとても高い講座なので、とても楽しみです。

きっと学生たちも沢山の刺激を受けてくることでしょう。
はぴねす☆の代表として、研修に参加するのですから、もちろん「ただ」では終わりません!
研修後、学生には私の代わりに、このブログで報告の記事を書くという、義務が課せられます。

というわけで、研修の報告は、学生が書きますので、どうぞお楽しみに☆



2013年8月28日水曜日

第1回 『新しい自分に挑戦しよう!』開催 (後半)

朝晩に吹く風が少し涼しくなり、秋の気配を感じる今日この頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

さて、長く引っ張っている第1回目の講座。今回の記事では、後半の様子をお伝えしたいと思います。

前半は、「できることからはじめよう!」というワーク(演習)を行い、それぞれが挑戦したいことについて明らかにしました。後半は、「ステップ1.2.3!」というワークに取り組みました。

「ステップ1.2.3!」も、前半と同様にグループでの話し合いを中心に進めていきます。このワークでは、チャレンジしたいことについて、みんなでどうしたら実現できるのかを考え、戦略を練ります。物事を進める方法と順番を考えて、自分だけの作戦を立てるという、役に立つ上にワクワクする演習です。

まずは、前半のワーク1を参考にして、各グループごと、何について話し合うかを決めてもらいました。

それぞれのグループが取り組んだ目標(チャレンジしたいこと)は、次の通りです。
 Aグループ : みんなの目標を叶える!
 Bグループ : 家族で伊勢神宮に行こう!
 Cグループ : ディズニーランドに行きたい!
 Dグループ : CDや本を買いたい!

う~ん、どの目標もとても楽しそうですね!この目標を、大きな模造紙に書き込みます。


次に、各自どうやったらこの目標を叶えられるのか、そのためにやらなければならないことは何かを考えます。お互いに意見を聴き合い、思いついたことは何でも、全部意見として話してもらいました。(このような方法をブレーンストーミングといいます。)

そして、書記役の人は、出た意見を一つずつ付箋紙に記入します。

ある程度、意見が出尽くしたら、今度はそれらの意見を分類していきます。
模造紙には、3つの欄があり、次のように書かれています。
 「1.はじめにやること」
 「2.つぎにやること」
 「3.さいごにやること」
いろいろな方法を考えたので、今度はそれらを実行する順番を考えるわけです。


すこし難しい作業ですが、どのグループも和気あいあいとした雰囲気の中、作業に取り組んでいました。
ディズニーランドに行く計画をたてていたグループは、ディズニーランドに着いたら、どう楽しむか(どのアトラクションにのるか、どのキャラクターに会うか、など)について、力を入れて考えていました。「全力で楽しむぞ!」という気迫が十分に伝わってくる計画でした☆


こちらのグループは、家族で伊勢神宮に行く計画を立てていました。が、電車に詳しい方がいて、とても現実的なプランが出来上がっていました。旅行会社に就職できそうですね。


最後に、各グループで作成した計画について、全員の前で発表をしていただきました。


1回目の講座で、少し緊張している方もいらしたと思いますが、どのグループも、堂々と発表をしてくださいました。そして、発表の最後は、グループ全員で一斉に、「私たちは〇〇に挑戦します!」と宣言をして、締めくくりました。

皆さんの発表から、それぞれの目標を実現するために、一生懸命考えて計画を作ったことが伝わってきました。みなさんの希望がたくさん詰まった発表を聞けて、私の方が元気をもらった気分でした。

そして、お約束の集合写真です。みんないい顔をしていますね☆


はぴねす☆では、毎回講座終了後にアンケートを実施しているのですが、なんとこの回は、受講生全員が講座を終えて、何かに挑戦したい気持ちになったと答えてくださいました。

この講座が、受講生のみなさんにとって、少しでも自分の力を感じる場であったり、何かに挑戦したいという気持ちを生み出す場になったことを、とてもうれしく思いました。また、今後もそういう場であり続けることが、はぴねす☆の使命であると感じた一日でした。

さて、今年度も多くの方のお力添えで、無事に第1回の講座をお届けすることができました。
参加してくださった受講生のみなさん、学習サポーターのみなさん、応援してくださった方々に心よりお礼を申しあげます。ありがとうございました。

また、実現に向けて一緒に頑張ってくれた学生スタッフのみなさん、本当にお疲れ様でした。これからも、みなさんに楽しんでもらえる講座ができるよう、より一層頑張りましょう!

2013年8月20日火曜日

第1回『新しい自分に挑戦しよう!』開催 (前半)

お待たせをいたしました。
やっと、第1回の講座の様子をお伝えいたします。

第1回目の講座は『新しい自分に挑戦しよう!』、講師は私、狩野が担当しました。

自分が担当した回は、何というか、客観的に見ることが難しいからか、なかなか筆が進まず、ブログの更新も滞りがちでした。しかし、覚悟を決めて書き始めることにしました。
お待たせしていたみまさん、ご迷惑をおかけしました。


この講座では、まず、自分の中にある「挑戦したいこと」や「挑戦する力」を見つけます。そして次に、みんなで知恵をしぼって、「挑戦したいこと」や「夢」を叶えるための計画を立てるというものです。

講座のほとんどが、グループでの話し合いで進められるので、グループ作りがとても大切になります。そのため、グループ内のメンバーがお互いに知り合うためのアイスブレイクが欠かせませんでした。

まずは、一つ目のワーク「できることからはじめよう」です。これは、自分の中のやりたい気持ちを発見したり、自分にできることを見つけるためのワークです。

今、自分がやりたいと思っていることをグループの中で話し合います。どんなことでも構いません。
一人づつ、順番に話していきます。
 「CDを買いたい」
 「仕事を頑張りたい」
 「旅行に行きたい」
 「友達を増やしたい」 
…などなど、様々な意見が出ました。これらの意見は、付箋紙に一つづつ書いておきます。


次に、その意見を3つに分類していきます。

 「すぐにできること」 は  緑 
 「条件付きでできること」 は  黄色 
 「難しそうなこと」 は  赤 

グループのみんなの意見を聞きながら、自分のやりたいことは、3種類のどれかを決め、該当する色の札をあげます。そして、模造紙の該当する欄に、付箋紙を貼りつけます。


どのグループも、和気あいあいと自分のやりたいことについて話し合っていました。「いいね~。」という共感の声も沢山聞こえました。

そして、分類が終わったら、改めて模造紙を見返してみましょう。

緑、黄色、赤、どの色が多かったでしょうか?どんな発見があったでしょうか?

緑は、今すぐチャレンジできそうなことです。何をしていいかわからないという人は、ぜひ緑のものから挑戦してみるといいでしょう。

黄色は、すぐではないけれど、できそうなことです。どうやったらいいか悩んでいるひとは、続きのワーク2がその助けになります。

赤が多くても、がっかりしないでください。赤の中にも、考えるだけでワクワクすることがあるかもしれません。実現が難しくても、自分にとっては大切な宝物ということもあります。
あきらめられないことは、一人で悩むより周りの人に相談してみてはどうでしょうか。

各グループ、歓声を上げながら模造紙を眺めていました。こうやって、目に見えるようにしてみると、頭の中で考えているだけの時よりも、ずっと分かりやすくなって、物事が整理されますね。

ワーク1の最後は、各自が自分がこれからチャレンジしたいことを決めて、みんなの前で「私は、○○にチャレンジします!」と宣言をしてもらいました。恥ずかしがる方もいらっしゃるかな?と心配しましたが、みなさん大きな声で宣言をしてくださいました!
やりたいことは、思い切って口に出した方が、実現しやすくなるといいます。元気に宣言できた皆さんの夢は、きっと実現すること思います!その日を私も楽しみにしています。

これでワーク1「できることからはじめよう」が終了し、休憩に入りました。
続き(ワーク2「ステップ1.2.3!」)は、また別の記事でお伝えします。

2013年8月12日月曜日

残暑お見舞い申し上げます

日本各地で最高気温40度越えが報告される今日この頃ですが、みなさんお元気でお過ごしでしょうか。
昨日は、私の自宅の温度計も37度を記録していました。体温より暑いってどうなんでしょう?!
日中はエアコンなしで過ごしていましたが、うっすら危機感を覚えてエアコンをつけましたよ。
みなさんも、熱中症に気を付けて、夏を乗り切ってくださいね。

我が家の行き倒れちゃんを紹介します。暑すぎてネコもダレきっています。

ショック!片付けていないストーブが写ってた。。。

2013年8月8日木曜日

はぴねす☆EIWAカレッジ 開講式

今日は、緊急地震速報の誤報騒ぎでドキドキしましたね。
私は、一旦研究室から出たものの、揺れていないと分かった時点ですぐに研究室に戻り、ネットやテレビをチェックしていました。すると、眼下に屋外に避難した教職員の姿が。
「そうか、屋外に逃げなきゃいけなかったのか・・・!」
改めて自分の危機管理能力の低さに気づきました。
誤報も、私にとってはいい避難訓練となりました(避難していないけれど)。

さて、ずいぶんと遅くなってしまいましたが、2013年6月15日に行われた2013年度はぴねす☆EIWAカレッジの開講式の様子をお伝えします。


今年度初めての講座の開講にあたり、スタッフの皆さんも少し緊張しているようです。開講式は13時からスタートしますが、スタッフは10時に集合し、会場設営や配布物の確認を行います。また、運営がスムーズに行えるように、スタッフ各自の役割分担を確認するなど入念な打合せをして本番に臨みます。

受講生の皆さんがやってきました!
毎年参加してくださるおなじみの受講生の方や、今年度初参加の方など様々な方がいらしてくださいました。スタッフも私も、毎年この出会いをとても楽しみにしています。


受講生の方には、1年通して使っていただくファイルと名札をお渡しします。ファイルには、講座で学んだ内容の資料を綴じるだけでなく、講座で撮った写真や、参加した受講生やサポーター、スタッフがお互いにメッセージを書きあうページがあります。(机の上の黄色いファイルが「それ」です。)
ファイルは、少々お値段が高くても1年間使えるように紙製ではなくプラスチック製にこだわりました。その甲斐あって、受講生の皆さんは毎回忘れずに持ってきてくださいます。


いよいよ、開講式の始まりです。


学長先生のごあいさつです。事前にいただいたメッセージをスタッフが代読しました。


次は、実行委員長からご挨拶です。
はぴねす☆EIWAカレッジについての説明と、はぴねす☆スタッフの紹介をしました。


みなさん、熱心に聞いてくださっています。


そして、1年生のスタッフによる大学生活の紹介です。
1年生も不慣れながら、この日のために、一生懸命写真を撮ったり、文章を考えたりしてスライドを完成させました。受講生の皆さんは、興味深そうに聞いてくださっていました。

その他、1年間の講座の内容紹介や受講にあたってのルール、サポーターの役割等のお話をして開講式は終了しました。
開講式の後は、少しですが交流の時間をもちました。
受講生やスタッフ、サポーターがお互いに知り合うためのアイスブレイクを兼ねた時間です。

今回は、自己紹介にすこしゲーム的な要素を取り入れました。

自己紹介をしていただく際に、質問が書かれた5枚の札から1枚を選んで答えていただくというものです。札を引く人は、質問の内容が見えないので、どんな質問がでるのかとドキドキします。
質問の内容は、スタッフたちが考えて決めました。
「好きな食べ物はなんですか?」
「自分の好きなところはどんなところですか?」などなど。

はじめましての方もいらっしゃいましたが、自己紹介が一通り終わる頃には、全員が打ち解けた雰囲気になっていました。毎回感心するのですが、受講生の皆さんの心をオープンにする技術、場になじむ力は、本当に優れていて、見習いたいと思いました。

緊張がほぐれたところで、いよいよ第1回目の講座がスタートしますが、今日はここまで。
第1回講座の様子はまた別の記事でお伝えしたいと思います。続報をお待ちください☆