昨年も大好評だった、この講座ですが、今年はみなさんの期待に応えてパワーアップ!
大学を飛び出して、なんと日本平動物園でスケッチ&撮影大会を行いました。今回は2012年9月29日に行われた講座の様子をお伝えします。
今回の講座は、時間も2倍。通常は午後からスタートしますが、本日は10時スタート!スタッフは8時15分に大学に集合し、会場の準備を行いました。御殿場や沼津、磐田から通っている学生は、普段の授業よりも早起きをして、眠い目をこすりつつ準備に駆け付けてくれました。
すこ~し眠そうですが、やる気十分のスタッフたちです。
快晴の空の下、いよいよ講座スタートです!
今回の講師は、佐藤浩司郎さんと大野仁志さんのお二人です。
佐藤 浩司郎 さん |
久しぶりにお会いしたら、おひげが生えてワイルドになっていました。芸術家っぽくてステキです。
まずは、佐藤さんから絵の描き方の説明をうけます。鉛筆の持ち方などの技術の説明もありましたが、最も大切なことは、好きなもの、描きたいものを描くことだそうです。その言葉に従って、参加者のみなさんは、一斉に自分の描きたいものを選んで、描きはじめました。
大野 仁志 さん |
昨年に引き続き、今年も大野カメラさん、富士フィルムさんのご厚意で、ポラロイドカメラとインスタントカメラのデモ機をお借りすることができました。この2種類のカメラを使って、写真の撮影を行います。
それぞれのカメラの特性を配慮して、ポラロイドカメラは、みんなの笑顔を、インスタントカメラは動物を撮る、と使い分けをします。
カメラを手にすると、みなさん自分の好きなもの、興味のあるものをパチリパチリ。
ファインダーを覗いて、直感的に操作ができること、少ない動作で扱えることが、カメラの魅力です。障害のある方が趣味を楽しむ道具として、カメラはいろんな可能性があるような気がしました。
人気の猛獣館299では、こんな場面もありました。こちらは、日本平動物園の人気者、シロクマのバニラです。もう一匹のシロクマ、ロッシーはのんびりお昼寝中で、あまり見ることができませんでしたが、その分、バニラがサービスしてくれました。
身近で動物たちを見ることができて、参加者の皆さんも大興奮!夢中でシャッターをきる人、絵筆をとる人、目の前から離れない人、歓声を上げる人、みなさんの反応の仕方も人それぞれでした。
動物園では、事前アンケートを参考に、描きたい動物ごとにグループに分かれて行動しました。ゾウ、キリン、アメリカバイソン、レッサーパンダ、サイ、ワニ、フラミンゴなど、それぞれの目的のエリアでスケッチと撮影をし、グループごとに昼食をとって大学へと移動します。
フラミンゴをスケッチ |
午後は、2時から全員での制作活動が始まりました。今回の作品は、それぞれが動物園でスケッチした絵や撮影した写真を、大きな模造紙に張り付けて、巨大な動物園のマップを作る!というものです。
下絵となる、動物園の地図は、夏休みの間にスタッフが、一生懸命作成したものです。さあ、徐々に完成していく様子を見てみましょう!
初めのうちは、まだ真っ白。動物のスケッチを張り付けていきます。 |
正確な地図になるように、スケッチした動物のいた所に張ります。 |
途中で大野さんが現像してくれた写真が届きました。スケッチに追加して、写真を貼っていきます。 |
色のついていない地図に色を塗っていきます。色鉛筆やクレヨン、絵の具を使います。 |
どんどん、どんどん、貼って、塗って…にぎやかになってきました。 |
まだまだ塗ります。 |
いよいよ完成!!
みんなで力を合わせて、こんなに大きなマップができました!このマップには、動物だけでなく、この日の参加者の笑顔がたくさん描かれています。最初は真っ白だったマップが、たった数時間で世界に1枚しかない、素敵なマップになりました。
笑い声と笑顔が絶えない第3回講座となりました。
協力してくださったみなさん、どうもありがとうございました。
スタッフ、サポーターの皆さんも、お疲れ様でした。
次の記事で、担当してくださった講師の佐藤さん、大野さんのコメントや、参加者のみなさんの声を紹介したいと思います。
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